2013/10/23

ホール録音:よくあるご質問



ホール録音をご依頼(ご検討)くださったお客様から、度々いただく質問があります。

「ホールの音響さんに録音をお願いするのと、何が違うのですか?」

ホールではマルチマイク/マルチトラック録音は基本的に請けていないものの、いわゆる吊りマイクを使ったワンポイント・ステレオ録音は快く引き受けてくださいますので、「なぜ、わざわざ他の業者(エンジニア)に依頼する必要があるのか」ということですね。

では、ワンポイント・ステレオ録音の場合、具体的に何が異なるのでしょうか。

(1)機材
当然のことながら使用する機材が異なります。部分的には同じものを使っている場合もありますが、サイデラ・マスタリングでは、高音質(ハイレゾ音源)配信にも対応の DSDレコーディングが標準です(DSDレコーディングに対応しているホールは、今現在のところ僅かです)。


(2)マイクロフォンの位置
理想的なマイクロフォン位置は邪魔に感じる場所であることがほとんどですので、“主催者” でないホールの方は見た目に配慮してくださるのか、理想の位置から離れた場所にマイクロフォンを設置する場合があります。我々は、遠慮しません(笑)、悪しからずっ!

※ホールを熟知し、適切な位置にマイクロフォンを設置してくださる音響さんもいらっしゃいます。


(3)録音レベル
ホールの音響さんは録音以外にも多くの仕事を抱えていますので、録音に専念しづらく、録音レベルを低めに設定する(音質面で不利)ことが多いようです。


(4)録音後のサポート(別途お見積)
不要部分を削除する等の簡単な編集から曲中の編集(テイクの差し替え)、試聴用CDの作成、さらにはマスタリングまで、録音後もサポートいたします!




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