2013/10/09

つれないなぁ?



海外では珍しいようですが、日本のコンサートホールには「3点吊り機構」が十中八九備わっています。これは、天井からマイクロフォンを吊るすことのできる仕組みで、電動(または手動)でマイクロフォンの位置を調整できる大変ありがたい機構です(いつもお世話になっています!)。

では、3点吊り機構が無いホールの場合はどうしたらいいのでしょうか……選択肢として、次の3つが考えられます。

1,マイクスタンドを設置する
2,理想の設置位置をあきらめる
3,何とか工夫して吊る

ライブ(演奏会)の場合、(1)は選択肢から外れるかも知れません。見た目の問題もありますし、事故(転倒、接触)の可能性も高まります。とはいえ、(2)はレコーディング・エンジニアとして「つれないなぁ」って感じですから(←駄洒落ですよ)、やはりここは(3)を選びたいですね。

下の写真は、吊りマイクロフォンを仮設した現場の例です。



仮設は、安全上の問題もありホールとの打ち合わせが必須となります(仮設できない場合もあります)。また、下見も必要となりますので、3点吊り機構が無いホール等で録音をお考えの際には是非ともお早めにお問い合わせください!


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